旧暦えとせとら

旧正月

今年の旧正月は2月14日のバレンタインデーでした。snow

旧暦の正月の決め方は、雨水の前の朔日(新月)です。
雨水とは二十四節気の一つで、立春と啓蟄の間に当たります。
日本では、黄道の春分点を基点として15度ずつ24分割にして、そこを太陽を通る時を二十四節季としました。
しかし、太陽の軌道と二十四節季による暦と月の運行による暦とのズレが生じるので、一ヶ月になった時に余分な一ヶ月(閏月)が設けられます。
江戸時代、翌年のカレンダー(暦)はその年末にならないと分かりませんでした。
でも、庶民はそれほど気にせず過ごしていました。
日本は農の国です。sun
種蒔きと収穫時期が分かれば、良かったとのことです。
二十四節季をみると、「穀雨」、「小満」に「芒種」
他にも「八十八夜」、「入梅」、「半夏生」に「二百十日」の雑節もあり、
いかに暦を大切にして来たかが分かります。

今でも中国などの国は、旧正月でお祝いするところがあります。
日本も旧暦に直すことは行かなくても、「ハレ」という行事は、旧暦に合わしたほうが分かりやすく、お祝いが出来るかと思います。cat

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2009年8月26日は七夕です

cat今年新暦7月7日は、旧暦5月15日満月でした。

当然のごとく、晴天になっても天の川は見れず、星祭り状態ではありません。

さて、七夕、天の川を歳時記で調べると秋の句になっております。

不思議ですよね。。。 どうしてでしょうか?sad

 

七夕は五節句の一つです。(1/7 人日、3/3 上巳、5/5 端午、7/7 七夕、9/9 重陽)

昔からこの日に合わせて、人々はお祝いをして来ましたが、明治6年、新暦に改定されました。

その時、規制とかすれば良かったのですが、改暦を行う1ヶ月に告示され、実施されまた。

開国後、西洋文化に押し潰れないように、西洋に合わせての改暦ですが、実際はその年(明治6年は閏年)は13か月分の給料を支払う防いだとも言われております。

なので、地域ごとに新暦と旧暦に独自に分かれて行われるようになりました。

また、七夕とはお盆行事の一環で行われていたので、盂蘭盆会なども新暦、旧暦に分かれてしまいました。

因みに、仙台の七夕祭りなどは8月7日に行われますが、実際には新暦と旧暦の間(20日から50日のずれ)を取っただけで、暦とは関係ありません。eye

 

若し、旧暦通りに七夕を祝うことにしたら、どうなるでしょう。

月は上弦です。宵の口、天中近くの半月は夜半には隠れてしまいます。moon2

満月の12分の1の明るさの半月が天の川にかかると、その辺だけ川が消えます。

そうして、牽牛と織姫が逢えるのです。

何という、ロマンティックな天体ショーではないですしょうかmist

各地域で、行事の定着化されておりますが、まずは七夕を旧暦に合わせ、子供たちの一緒に恋話をしたいものです。cat

(参考:毎日新聞7/12「旧暦どっぷり」より)

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追記:皆既月蝕の日程

7月21日投稿欄で、月蝕の話をしましたが、今後日本で見れる日程が分かりましたので、追記しておきます。

皆既月蝕は、月が地平線上にあればどこでも観測が出来るので、見る回数が多くなります。

 2010年12月21日 17時17分

 2011年12月10日 23時32分

 2014年10月8日  19時55分

 2015年4月4日   21時00分

 2018年1月31日  22時30分

 2021年5月26日  20時19分

 2021年11月19日 18時04分

 2022年11月8日  20時00分

 2025年9月8日   3時13分

 2026年3月3日   20時34分

 2029年1月1日   1時53分

 2032年4月26日  0時15分

 2032年10月19日 4時03分

 2033年4月15日  4時14分

 2033年10月8日  19時56分

 2037年1月31日  23時01分

 2039年12月1日  1時57分

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日蝕とは新月の日に起こります

明日(7/22)は、日蝕です。(蝕と言う字が異字体ですが、割愛)

今世紀最長の皆既日蝕と、連日テレビを賑わせております。

ところで、この日蝕はどのように出来るかと言えば、太陽と地球の間に、月が入る構図です。

分かっている方は多いと思いますが、これを旧暦にすると、もっと分かりやすくなります。

新暦7月22日の旧暦は6月1日になります。

1日は「朔日」と言い、月立(つきたち)の音便。月の第一日です。

ということは、「新月」にあたります。

新月とは、太陽の黄道(地球から見て、天球上を運行する太陽の軌道)と月の白道(月の軌道)が等しくなり、月全体が太陽光線を背後から受けるので見えなくなることです。

そのサイクルは約30日、新月の15日後は、太陽と合致することがなく、満月となります。

新月から満月に向かうことを上弦、満月から新月に向かうことを下弦と言います。

では、日食はどのようなときに発生するかと言えば、太陽と地球の間に月が来る、新月の日しか起こりません。

また、サロマ周期(その地区で発生したら、その18年11日+3分の1日後)に発生することも分かっており、これは紀元前から知られております。

一部の欠けを「部分日食」、全体を覆われることを「皆既日食」。

「金環食」も皆既日食と同じですが、これは月の軌道が完全な円ではなく楕円であるためです。

地球と月の距離が一定でなく、遠くなった場合に日食が起きると、月の大きさよりも太陽が大きいため、月の周りから太陽の光が見え、金環日食となります。

ちなみに、月蝕とは言えば、、、

ここまで読んで、ピンと来る人はその通り。

月蝕とは満月の日にしか発生しません。

面白いですね ( ̄ー ̄)ニヤリ

今後の日本で見られる日蝕の日程です。

2012年5月20日
金環食 九州南部、四国、近畿、東海、関東、東北など
2030年6月1日
金環食 北海道の大部分
2035年9月2日
皆既食 北陸、中部、北関東など

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執筆再開・・・俳句での六月の捉え方

何とか、プログを出来る環境になったので、執筆再開です。

前回の続きと行きたいところですが、先月27日放送のNHK「俳句王国」(2週間遅れですが、ご容赦coldsweats01)でおもしろい俳句があったので、皆さんが気になる『旧暦』のことを交えてお話をしたいと思います。

 木の花の匂ひ重たし六月は (田宮尚樹)

何が面白いかというと、この句は新暦で詠まれていると言うことです。

旧暦で言えば、今、閏五月です。(約2年9ヶ月に1回、閏月があります。旧暦・閏月については、またお話が出来れば日記にしますpaper

なので歳時記に合わせると、『木の花の匂ひ重たし五月かな』が正しくなります。

もちろん、新暦で過ごしている現代人にはGWの晴れやかな日を想像すると思いますし、作者も梅雨のイメージで作られた思います。

でも知っていて欲しいのは、行事は新暦に合わせれても、他時候、動植物など新暦に合わない季語がたくさんあると言うことです。

例えば、「五月雨」は陰暦5月頃に降る雨=梅雨のことを指しており、更に「五月闇」は五月雨時の夜の暗さを指しますので、旧暦で考えたほうがイメージが宜しいかと思います。

なので、句を作る上には、季語をよく理解をして、使うことによって読み手がどのように感じ取るのかまで気をつけなくてはなりません。

では、今回の句はどのようにすれば良いかと言えば、(もちろん自論ですが)

 木の花の匂ひ重たし雨月かな・・・雨月(五月の別称)

 木の花の匂ひ重たし水無月は・・・水無月(六月の別称)

また、無理に時候を使わなくても、他の季語でも良句になると思います。

季語、歳時記を覚えるには、どうしても旧暦に触れなくてはなりません。

僕も旧暦についてはまだまだ勉強中ですが、また面白い記事があれば日記に書きたいと思います。

また、普段から気にしていることがあれば、何なりとお尋ねして下さいませ。happy01

一緒にお勉強出来たら幸甚ですcat

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