2009年8月26日は七夕です
今年新暦7月7日は、旧暦5月15日満月でした。
当然のごとく、晴天になっても天の川は見れず、星祭り状態ではありません。
さて、七夕、天の川を歳時記で調べると秋の句になっております。
不思議ですよね。。。 どうしてでしょうか?
七夕は五節句の一つです。(1/7 人日、3/3 上巳、5/5 端午、7/7 七夕、9/9 重陽)
昔からこの日に合わせて、人々はお祝いをして来ましたが、明治6年、新暦に改定されました。
その時、規制とかすれば良かったのですが、改暦を行う1ヶ月に告示され、実施されまた。
開国後、西洋文化に押し潰れないように、西洋に合わせての改暦ですが、実際はその年(明治6年は閏年)は13か月分の給料を支払う防いだとも言われております。
なので、地域ごとに新暦と旧暦に独自に分かれて行われるようになりました。
また、七夕とはお盆行事の一環で行われていたので、盂蘭盆会なども新暦、旧暦に分かれてしまいました。
因みに、仙台の七夕祭りなどは8月7日に行われますが、実際には新暦と旧暦の間(20日から50日のずれ)を取っただけで、暦とは関係ありません。
若し、旧暦通りに七夕を祝うことにしたら、どうなるでしょう。
月は上弦です。宵の口、天中近くの半月は夜半には隠れてしまいます。
満月の12分の1の明るさの半月が天の川にかかると、その辺だけ川が消えます。
そうして、牽牛と織姫が逢えるのです。
何という、ロマンティックな天体ショーではないですしょうか
各地域で、行事の定着化されておりますが、まずは七夕を旧暦に合わせ、子供たちの一緒に恋話をしたいものです。
(参考:毎日新聞7/12「旧暦どっぷり」より)
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