結社の行方・・・人材確保(その1)
ではどのように人材を確保するかですが、カリスマ性の強い結社は、自然と集まってきます。
例えば、結社「鷹」、「澤」も人材も豊富であり、所属する人たちの結束は固いです。
でも、普通に考えれば、結社が全国規模で大きくなれば、主宰から直接お会いすることも限られ、句会に参加できない方も多数おり、主宰から離れていく人がいるかと思います。
誰か主宰の代わりに、崇拝する方がご指導して頂ければ、問題ありませんが、仮に指導者が主宰と考えがずれるようなことがあれば、何を結社に求めているのか疑問を抱くことになります。
①結社は好き、だから、違う指導者に切り替える。
②指導者が好き、別に結社に入らなくても問題ない、結社離れ。
③結社の考えについていけない、違和感を感じる、他の結社、主宰に移動する。
いずれにしても、良いものではありません。
出来れば、主宰の思っていることを、同人に直接お話して、結束を高めるのが理想です。
それは、『「同人誌」で毎回書いているよ(読んでいるよ)』と思われるかと存じますが、(以前にも書いたことがありますが、)これは主宰からの一方的な話だけであり、それについての感想、意見→主宰の返答には2ヶ月も掛かります。
その頃になっても、その話題を触れているわけにも行かないと思います。
(僕の結社の行方シリーズ、現代俳句の海図シリーズみたいに・・・です(A;´・ω・)アセアセ)
一番良いのは、直接連絡を取り合うことですが、これは地方に住む人や主宰が行う句会に参加できない人には、到底無理な話です。
そこで、どうすれば良いかと言えば、インターネットの活用です。
要は、直接、通信が出来る環境があればいいと思います。
そうすれば、時間、場所に関係なく、やり取りすることが出来ます。
取り敢えず、「現代俳句の海図」に出てくる俳人が所属している結社(10社)を確認しました。
ホームページがある:8社
チャット(ネットを通じて、複数の人がメッセージのやりとりを行うこと)環境:7社
ネット句会実施している:4社
う~む、やはり魅力のある結社は、しっかりやられております。
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