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17文字の孤独(大高翔)

今、読んでいる本を会社に忘れてしまったので、整理中のダンボールの中からチョイス

発行1997年、今から12年前になります。

著者は当時20歳、その前年に発行した句集「ひとりの句集」が注目を浴び、この17文字の孤独が大ベストセラーとなります。

当時は、黛まどかさん「B面の夏(1994年)」もベストセラーとなっており、一時、俳句ブームとなります。

その彼女も今年32歳。2002年に結婚され、一児の母親でもあります。

==注意:ここからは、まだ夢見る人たちは読まないで下さい。ベストセラーとなっておりますので、いまでも中古で売られております。ご興味のある方は読んでみて下さい==

久しぶりに読み返しましたけど、あの当時の俳句がこんなにも純真だとは、読みながら恥ずかしくなりました。

恋愛、青春、未来と、夢が散りばめられていて、すでに既婚の僕にとっては、こんな昔があったのかと、ギャップが埋まりません。。。無論、作句しろと言われても無理です。

でも、最近の若者の句集(プログに取り上げた)「海藻標本(佐藤文香)」、(いつか記事にする)「星の地図(神野紗希)」の句集には、純愛の句はなかったなぁ・・・

時代を反映すると言うのか、昔は夢を追いかける純真な乙女の人もいたんだなぁと、恍惚

春の部だけで、本当に恥ずかしくなって終了です

感銘句

捨てられるだけ捨てていこう春休み

春驟雨あなたの声は聞こえない

春が散るあまりにもうすきわたしの胸

胎内のリズム思い出す春の光

春夕日この両手には何もない

ペンダント冷たい重さの花の雨

春の水あふれひとりを持てあます

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